秋田蔵元ガイド


両関酒造株式会社[両関]

両関酒造の歴史

明治7年(1874年)創業。
「両関」の名前の由来は、「東の名刀正宗、西の名刀宗近、東西の大関を兼ね、東西にまたがり君臨するように」と、名付けられたと言われております。
母屋と4つの内蔵は、秋田県で最初に国の登録有形文化財に指定されており、明治から大正、昭和、平成、そして令和と長い歳月を経て、歴史と数々の伝統を積み重ねながら現在に至ります。

両関酒造の伝統とこれから

ここ湯沢は、夏は暑く、冬は2m前後の雪で覆われる県内でも有数の豪雪地帯です。こうした厳しい自然環境であるがゆえに良質な水に恵まれ、栗駒山系から湧き出る水が両関の仕込み水となります。
「酒は人の和によって生まれ、人の和を醸す」という「和醸良酒」の信念を持ちながら、伝統の精神を受け継いでおります。先人が構築してきた技術に、新しい考えや手法を取り入れ、試行錯誤しながらも、常にお客様の求めるニーズに合ったお酒造りに励み、お客様に手にとっておいしいと思ってもらえるような酒造りを全社一丸となって取り組んでおります。

新体制での酒造り

2020年から、若手が中心となった新体制となりました。
「人の和によって生まれ、人の和を醸す」という言葉のとおり、酒造りは一人ではできません。蔵人同士のコミュニケーションが何よりも大切だと思っております。先輩蔵人の経験を聞き、「酒造りは奥が深い、おもしぇな」と、勉強の日々です。今まで先輩方が受け継いできた両関の酒造りを、今度は私たちが繋いでいく番です。長い歴史の中で生まれた伝統の味はもちろん、今後は新しい味にもたくさん挑戦していきたいと思っております。
「日本酒って美味しいな」と飲んだ方が笑顔になれるお酒を、蔵人みんなで造っていきたいと思います。

お問い合わせ先

名称 両関酒造株式会社
代表 伊藤康朗
所在地 〒012-0813 湯沢市前森4丁目3の18
電話 0183-73-3143
FAX 0183-72-2515
ホームページ http://www.ryozeki.co.jp/
インスタグラム https://www.instagram.com/ryozeki_shuzo/
フェイスブック https://ww.facebook.com/ryozeki