美酒王国秋田の歴史①

米の秋田は酒のくに

「米の秋田は酒のくに」である本県は、全国有数の米どころであり、清酒の生産量と消費量の両面で突出した、まさに「美酒王国」です。
交通機関や文化的な面で決して恵まれているとは言えない地域にありながら、今日の「美酒王国」の地位を確立できたのは、先人たちの幾多の努力と時代の進展に適応した施策が不可欠であったということは言うまでもありません。
秋田県は寒冷積雪の冬が長いこともあり、昔から酒の消費量が多い土地でした。また、米産地として原料米の確保が容易であり、さらには良質な水源や気候風土等、酒造りの条件に大変恵まれていたため、県内各地に多くの酒造業が興りました。

秋田県の酒造業の歴史は古く、現組合員のおよそ9割が創業百年を超えています。 県内最古の酒蔵は、長享元年創業のにかほ市にある「飛良泉」であり、全国でも3番目に古い酒蔵として知られています。

組合員33社の創業年一覧

創業年代表銘柄県内蔵元数
西暦元号年
1487長享元年飛良泉 
1615元和元年福小町 
1675頃延宝年間千代緑746
1688元禄元年一白水成 
1689元禄二年秀よし、日の丸 
1815文化12年銀鱗 
1852嘉永5年新政 
1865慶応元年出羽鶴 
1872明治5年千歳盛 
1874明治7年春霞、両関、天寿 
1875明治8年喜久水 
1879明治12年太平山 
1886明治19年阿櫻 
1896明治29年奥清水170
1901明治34年山本 
1902明治35年雪の茅舎185
1907明治40年出羽の冨士139
1908明治41年秋田晴142
1913大正2年刈穂、福乃友132
1914大正3年大納川134
1917大正6年天の戸134
1918大正7年朝乃舞151
1919大正8年ゆきの美人153
1922大正11年秋田富士、爛漫158
1944昭和19年秋田誉、北鹿、高清水48
1945昭和20年一滴千両53